じゃがいもの秘密
大阪は梅田のど真ん中、新梅田食道街の
おでん(関東煮)屋、たこ梅北店の大西です。
もう、梅田を歩くとクリスマスの飾りつけが
増えてきましたね。
たこ梅では、地味ながら人気があるおでんネタ
「じゃがいも」があるんですが、
よくお客様から
「なんでそんなに炊いてて、じゃがいも
が崩れないの?」
「特別なじゃがいもでも使ってるの?」
とご質問されます。
実は、たこ梅の「じゃがいも」は手間ひまが
掛かっているんです。
まずは、じゃがいもをそのまま水から茹でて
冷めないうちに手早く皮を丁寧にむいていきます。
むいたじゃがいもは直ぐにおでんの出汁には
入れず、1日冷蔵庫で冷やします。
次の日にやっと冷めた「じゃがいも」を
おでんの出汁で下炊きします。
10〜20分くらい炊いて、また冷まします。
この時に、おでんの濃い出汁が「じゃがいも」
の表面だけに染み込んで
ホクホクの「じゃがいも」を硬く
コーティングしてくれるんです。
あと、たこ梅で使用している「じゃがいも」は
北海道や青森あたりで栽培されている
「とうや」という品種で、ブランド名が
「黄爵(こうしゃく)」というのをこだわって
使っています。
なぜ、「黄爵(こうしゃく)」かというと
肉質が粘質で舌触りがなめらか
あと、カロテンが多く含まれているので
普通のじゃがいもよりも黄色くて美味しい
んです。
そんなこんなで、しっかりと仕込んだ
「じゃがいも」なので、お客さまの
口に入る時は、中はホクホク出汁も
染み込んでます!
寒い季節には、大根もいいけど、
たまにはホクホクの「じゃがいも」
なんていかがでしょうか?
それでは、また。
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