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ヤマーダに・し・き

公開日: つれづれに, 酒・ビール・飲み物

まいどー!分店のみねっちですー!しばれますねー。いきなりですが僕は年中、日本酒は冷酒かひや酒を飲みますがこんな寒い時期はおでんと燗酒ていいですよね!お酒はぬるめの燗がいい〜♩肴は炙ったイカデビル〜なんてね笑!

そんなたこ梅の燗酒は純米酒を使っています!見たことある方もいるかもしれませんがラベルの真ん中にデーンと書いてあります!

「山田錦」

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お酒に詳しい方はわかりますが、あんまり詳しくない人にとっては何かわかりませんよね?
酒蔵の名前?人の名前?なんですかそれ?ですよね!答えはお米の名前です!コシヒカリみたいなもんです!

今日は見聞きしたことあるけど実際あんまりよーわからん「山田錦」について話そうと思います!

まずは日本酒の原料となるお米「酒米(酒造好適米)」についてご存知でしょうか?

存在は知っているけど実際はどのようなものか詳しくは分からない、どんな種類の酒米が存在するのか分からないという方も多いと思います。

酒米と言うので、私たちが普段口にしている食用米にはちょっとした違いがあります。

酒米と私たちが普段口にしている食用米にはいったいどのような違いがあるのでしょうか。

3つのポイントから見ていきましょう。

違いその1:外観(大きさ)

酒米は一般的なお米と比較して米の粒が大きい傾向にあります。

酒米は日本酒を造る上で「精米」と言う米の表面を削る必要があるため、粒の小さな米だとすぐに砕けてしまうのです。

違いその2:心白(しんぱく)

基本的にお米には白色不透明な「心白」と呼ばれる部分が中心に存在します。

この心白には、タンパク質の含有量が少なく、また、磨いても砕けることがないよう粘度が高く、醪(もろみ)によく溶けるという性質があります。

酒米はこの心白の占める割合が一般的なお米と比較して大きいのです。

違いその3:醸造適性

お酒への醸造のしやすさのこと。こちらは蒸米吸水率、麹への造りやすさなど、日本酒作りにおいて重要な過程において適しているということです。

以上、酒米と食用米の基本的な違いになります。

食用米に含まれるタンパク質や脂肪はご飯として食べる際は旨味となりますが、お酒になると苦みや雑味として現れてしまうのです。

酒米の中でも特に有名なもの5つをご紹介します。

山田錦(やまだにしき)

主な生産地:兵庫県

酒米の王様と言えば真っ先に名があがるのがこの「山田錦」でしょう。酒米の中でも全国一の生産量を誇ります。全国の生産量の9割以上が日本最大の酒どころである兵庫県で生産されています。山田錦を使用して造られたお酒は香味が良く、大吟醸酒や、鑑評会に出品する日本酒などもこの山田錦を原料として造られることが多いです。最近よく耳にする「獺祭(だっさい)」も原料米には全てこの山田錦を使用しております。

五百万石(ごひゃくまんごく)

主な生産地:新潟県

新潟県が代表的な産地である、五百万石。山田錦と並んで酒米の二大トップとして知られています。この酒米で醸しあげた酒は、淡麗でスッキリとした味わいに仕上がります。新潟県の気候風土に最も適した栽培特性を有し、米王国新潟を代表する品種となっています。

美山錦(みやまにしき)

主な生産地:長野県

長野県を代表的な産地とする美山錦は昭和53年長野県農事試験場にて、突然異変によって誕生した比較的新しい酒造好適米。五百万石に近いスッキリとした味わいで、長野だけでなく東北地方全体で広く栽培されています。東北の淡麗な味わいの酒を生み出す元となっている酒米ですね。

出羽燦々(でわさんさん)

主な生産地:山形県

吟醸王国と呼ばれる山形県を代表する酒米「出羽燦々」。すべての原料が山形オリジナルです。出羽燦々という名は「山形県が生んだ酒造好適米にふさわしく、印象の強い名前にしよう」と選ばれました。吟醸酒にふさわしいスッと切れるキレあじの良さとさらりとした飲み口の淡麗な味わいに仕上がるのが特徴です。

雄町(おまち)

主な生産地:岡山県

雄町は酒米としては最古参の種目として知られており、山田錦や五百万石のルーツとなっております。栽培の難しさから次第に山田錦や五百万石にとって代わられ、生産量が減少していき、絶滅の危機を迎えておりましたが、近年岡山県の酒造メーカーを中心にしたグループが栽培を復活させ、雄町を使用した清酒が再び生産されるようになりました。雄町からは山田錦よりも芳醇でコクのある味わいの酒が出来上がります。

以上、有名酒米5選、いかがでしたでしょう。

酒好きの方なら名前ぐらいは聞いたことがあるかもしれませんね。お酒を選ぶ際はこういった原料米も1つも基準になりますよ。

個人的に雄町は結構好きです!日本酒も調べれば奥が深いですね。自分の勉強にもなるのでまた調べてみます!ではまたさよなら!

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