ちくわぶ
大阪は梅田のど真ん中、新梅田食道街の
おでん(関東煮)屋 たこ梅北店の大西です。
この間まで、暑い暑いと言ってましたが
雨も降って寒くなってきましたね。
新梅田食道街はJR大阪駅の高架下にあります。
で、関西でお住まいのお客さまが多いのは
当たり前なんですが、大阪駅に近い事もあり
関東のお客さまもよくご来店いただいています。
なぜ関東のお客さまとすぐ分かるのか?
それは、おでんのご注文を頂く時に
ある特定の商品の呼び方が違うんです。
関西人は「糸こんにゃく」「糸こん」
関東人は「しらたき」と間違いなくおっしゃいます。
それと、関東のおでんには入っているが
関西のおでんには入ってない具材をご注文
頂くからなんです。
その具材とは……「ちくわぶ」
関東のお客さまはほとんどの方がたこ梅で
「ちくわぶはないんですか?」とおっしゃいます。
関東では馴染みのある具材みたいなんですが
関西ではほとんど使わない具材の「ちくわぶ」
について調べてみると、
諸説色々あるみたいですが、有力な説が
関東大震災(1923年(大正12年)の時に
被災地の炊き出しで、関西から来た人達が
「関東煮(かんとだき)」を提供する時に
京都では欠かせない具材の「生麩」が
なかったので小麦粉で代用したのが
発祥で後に「ちくわぶ」になったそうです。
京都の生麩、京生麩にもみじ麩という
もみじをかたどったものがあり
それが、「ちくわぶ」の原型ではないかと
言われています。
たこ梅には、「ちくわぶ」はございませんが
「ちくわぶ」のルーツの「生麩」の「よもぎ麩」があります。
関東で「ちくわぶ」を食べ慣れている方も
1度、たこ梅の「よもぎ麩」を食べてみませんか?
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