2月4日(金)に発売 dancyu 3月号の巻頭記事「大阪 汁呑み紀行」に、道頓堀 たこ梅本店が掲載されています
その特集の扉頁に1ページ丸ごと たこ梅本店の写真
大きく立派にあつかってもらって、恐縮してしまいます
カウンターでグツグツ煮えるおでん鍋を見る。昆布を使わず、鰹だし。そこに毎日煮込む食材から深い味が沁み出る。さらに、クジラからとった乳白色のだしを加えて日々の煮汁ができあがる。おでんのタネにもクジラのサエズリ、コロの串があり、口に入れて食感を楽しめば、丸く濃厚なだしが滲みだす。うますぎて顔がほころび、思わず皿から汁を啜る。酒は「白鹿」特別純米。やや辛口の酒は上燗にして、店独自の錫の酒タンポから注ぐ。汁の味、酒の味、そしてまた、汁の味。濃厚なだしのうま味を上燗の酒のキレが更新してくれるから、酒を飲む手、だしを啜る手が、止まらない。
たこ梅本店での取材内容を書いていただいていますこの記事を書かれた大竹聡さんって、ほんとに、お酒が好き、酒場が好きというのが伝わってくる文章です
また、書店で手に取ってみて下さいね