お酒をめぐるカルチャーマガジン「たる」さんが、開高健 生誕90周年の特集を組まれました
その12月号は、表紙から開高健です
中を開く6ページから29ページまで24ページにわたる大特集
もくじをみればわかりますが、とにかく「開高健」です
その中の「東西、開高健が愛した店」として東京と大阪の店が1軒ずつ紹介されましたが、大阪の1軒として道頓堀の たこ梅 本店を取り上げていただきました
開高さんは、開高健さんのおじいさんの代からのお客さんですが、とにかく「さえずり」(ヒゲ鯨の関東煮・おでん)がお好きで「鯨の舌」というエッセイまで書いてしまうくらい「さえずりLOVE」です
「新しい天体」という小説では、さえずりはもとりより、たこ梅本店と先代店主とのやりとりが10ページにも分かって登場しますほんとに、さえずりとたこ梅がお好きだったんですね
「たる」さんが取材にお見えになったときには、本にも書かれていない開高健さんと先代とのつながりをお話ししましたら、雑誌の中でも触れていただいていました
きっと、先代も、草葉の陰で喜んでいることと思います
開高ファンの方はもちろん、酒が好きな方には、ぜひ読んでいただきたい特集です