朝日新聞に「サザエさん」の関係で、たこ梅が掲載!

2019年1月12日の朝日新聞 朝刊の「be」で、たこ梅が載っています

2019年1月12日 朝日新聞朝刊「be」の「サザエさんをさがして」にたこ梅が載ってます
2019年1月12日 朝日新聞朝刊「be」の「サザエさんをさがして」にたこ梅が載ってます

漫画サザエさんに登場する習俗をテーマに日本の文化や風俗を探求する「サザエさんをさがして」というコーナーでの掲載です
というのも今回のテーマは「おでん」ですから、、、

なんでも、サザエさんが作る最も登場頻度が高い料理のひとつが「おでん」なんだそうです

それで、記者さんが道頓堀にある たこ梅本店に取材に見えましたそして、戦後、たこ梅の常連で、さえずり®がことのほか好きだった作家の開高健さんの「新しい天体」の一説を引用しながら、たこ梅のことが記事に書かれています

朝日新聞の「サザエさんをさがして」の記事
朝日新聞の「サザエさんをさがして」の記事(画像をクリックすると大きく読みやすくなります)

 そのコロを出す店がある。大阪・道頓堀の「たこ梅」本店。創業は江戸後期の1844年で、現存のおでん屋では最古だという。奥村さんのお薦めは「さえずり」(鯨の舌)。かむ音が小鳥のさえずりに似ているとされ、命名された。だしは鯨肉を基本にカツオ節を加える。「初代から使ってきたさえずりも、だしに欠かせません」と5代目の岡田哲生さん(52)。3代目は大阪大空襲の際、だしを持って逃げたという。
 たこ梅のさえずりは独特の味と食感。常連客だった大阪出身の作家で健啖家、開高健(1930~89)は小説『新しい天体』で店名を出してこう書いた。<舌を馬鹿にさせない味である。酒を邪魔しない味である。ご先祖さまの味である。クジラの舌も根や先端などの部分によって組織がそれぞれ異なるらしくて、シコシコしたの、クニャクニャしたの、やや固い噛み切りやすいの、とろとろになったの、香ばしいの、焦げ味のあるなどと、串の一本一本がまことに小憎く複雑であって、ひときれひときれがたのしみである。>。実に、おでん種の真骨頂である。

新しい天体(開高健 著)
新しい天体(開高健 著)

ところで、この新聞記事の写真は、道頓堀 たこ梅本店の和田店長です
とうとう、全国区で新聞デビュー!

道頓堀 たこ梅本店の 暖簾をくぐったら「新聞、載ってたな!」とかって、ぜひ、和田店長に声をかけてあげて下さい
照れるかもしれませんが、きっと、喜びますから!!(^o^)v

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